さて明日は11時からの長丁場。補給を受けとれるのが5周目以降のため、せめて一度は補給取れるまで耐えないと・・・皆さんに申し訳がない。
今日アンダーのレースの終盤見てましたが、全員ボロボロに成り果ててました。あのコースを10周以上は相当厳しいようです。
真っ白な灰になって燃え尽きるまで頑張ります。
走行距離 100キロ 上昇1070M
昨日は家に帰って、飯も食わず、風呂も入らず帰ってきた格好そのままで1分も経たずに寝ました。
朝も大雨だったため、予定外の完全休養日となりました。
最近仕事がてんやわんやでお疲れ気味。練習もサボり気味です。
今朝もモーニング行きましたが、心拍140以上に上げれずタラタラと走ってました。一緒に走っていただいた10号様ありがとうございます。
ただ、今週の全日本は、大一番なのでシャキッと走りたいと思います。
ってことで、まずは機材からしゃきっとさせようとデュラホイールを梅田店でメンテしてもらいました。ばらしてもらって、タイヤを張りなおして頂いて、最後はてnち様に微調整していただいて、しゃきっとしてもらいました。
てnち様がものすごいスピードで仕上げていくので、プロやなあ〜と感動してしまいました。
私が安心して走れるのはきっちりメンテして頂いているお陰です。
明日の午前中に車で広島に向かいます。
走行距離 98キロ 上昇1070m
5月合計2410キロ 上昇25,675m
5月は目標設定何もしなかったらぐずぐずになってしまいました。
練習量も質もダメダメな月でした。
今朝のモーニングの話。今日は、1,2,3,9,10号。
今日はまったりモードで談笑しながら勝尾寺に向かう平和な朝。
そんな平和な朝に戦乱をもたらす切り込み隊長がいた。9号君。
談笑中にいきなり不意ふちアタック。キャプテンが思わず「こらっ!」って声出したのが笑えました。
反応する1,2,3号。一瞬で修羅場と化しました。そのまま逃げ切る9号。やられた。
これに懲りずこれからもアタックしてください。
今日は勝尾寺から天狗へ移動して栂池・富士山対策練習。天狗やっぱきついです。
走行距離65キロ 上昇1030m
今朝は睡眠時間3時間30分。眠いっちゅうねん。
今日は、1,2,3,5,9号、そして新メンバー10号現る。
あー眠いなーと思って走ってると9号があげあげしてくる。あげあげが入るとついつい反応する、2号(私)と3号(うっし〜♪さん)。結局、三叉路8分で通過。勝尾寺前11分40秒。あーしんど。
高山まで行く途中ケツがぴくぴくして逃げれませんでした。
そして最後スプリントしたらタイヤがずるんと滑って危うく飛びそうになった。
1ヶ月くらい前にいつも愛用していたミシュランのプロレースから、ちょっとケチって少しお値段が安いP社の今のタイヤに変えたのですが、このタイヤ私にはまったくダメです。
私の下手れっぷりはさておいて、くだりでまったく思ったラインが取れないし、滑りまくる。怖くて責めれない。でも捨てるのはもったいないし。
ちなみに私のお勧めタイヤですが、いまシマノカーボンにつけてるコンチネンタルのコンペティション(チューブラータイヤですが)。少々お値段が高いですが、抜群のグリップ力で、コーナーで責めまくってもこける気がしません。これはめっちゃいいです。
クリンチャーならマキシスのクールシュベルが抜群に良かったですね(高いですが・・・)。
結局、コストと軽さとグリップをトータルバランスで考えるとミシュランのプロレースが良いってことでこれからも買い続けると思います。
走行距離84キロ 上昇950m
今朝は起きてモーニングしたろうと思ったら、起きれなかった。
どうも自分の中で月曜と金曜は休んでいいという認識が強いようです。
今日もまた帰宅が日付変更線を突破しちまったが明日は絶対モーニングだ。
今日は通勤のみの43キロ 上昇210m
練習、練習なんて言いつつ蓋を開けてみれば真面目にレースを走ってました。
なんでって、シード選手とかで名前呼んでもらって前に並ばせてもらったりすると、あんまり情けない走りもできないやん・・・。それに随所随所で応援して頂く声にもできれば良い走りで応えたいですし。
動きを注意してた選手は、マトリックスの辻選手、グランデパールの永良選手、トラクターの岡崎選手等々。
とにかく彼らが動けば動くというものすごい消極的で受け身な作戦。
結局4周目はまでは何もなし。タラタラと集団の中でのんびり走る。
5周目の九鬼が坂の登りで有力どころがペースを上げてきたので「いよいよ来たか」と思って私も動く。
辻選手、永良選手、我が社の下林選手含む12名程度集団が出来る。こりゃ面子的にも決まるんじゃないだろうかと思ってローテを回していたが、トンネルを抜けたところでしっかりと捕まった。
その後キャプテンが下林さんを引いてペースを上げていくが、これも捕まる。このコースで逃げるのは至難の業か。
結局、最終周回勝負。九鬼が坂の登り口にいいポジションで入れるかどうかが決め手となる。
ここから何の打ち合わせをしたわけでもないのに、シルベストメンバーが各々に動き始める。トンネル手前から軍手マンのアタック、その後所長が前に出て、キャプテンが出て、九鬼が坂手前2キロぐらいから下林さんがペースを上げる。それに便乗して奥田君も前に出てくる。
それに乗っかっていた私は九鬼が坂に4番手という非常に良い番手で登り始める。
九鬼が坂序盤から京産大の選手がグイグイ引っ張っていく。中盤を過ぎて私が2番手に上がった。あとコーナー二つで山頂通過。このまま集団で九鬼が坂を越えるんやろうな。最後のゴールスプリントを考え始めた矢先に、今日のその時はやってきます。
一つの影がものすごい勢いで横を抜けていった。永良さんだ!!!
すさまじいアタックだった。一気に20mくらい離される。慌ててギアをアウターにかけて踏みなおすが、永良さんのアタックは強烈過ぎてまったく追いつかなかった。結局山頂2番手通過で後ろを確認。10名くらいいる。10名で回せば永良さんを捕まえられるかと思ったが、一瞬けん制モードが入り、永良さんとの差がひろがってしまい、結局最後まで捕まえることができなかった。
最後は2番手争いのゴールスプリント。美山出場過去4回は一度もまともにスプリントに参加したためしがなく辛酸を舐め続けてきたが、今日はあらかじめ発射ポイントを決めていたので、そこから迷わず踏み倒す。久々にまともにやるスプリント。実は真面目にゴールスプリントするのって去年の熊野以来なんです。着に絡むスプリントってめっちゃ楽しい。BR−1は集団後方をぶーらぶーらですから・・・・。
最後にU23の選手にチョイ差しを喰らう落ちが着いたが、C1では集団トップ着で2位。久々の表彰台でした。
やはり永良さんには完敗でした。それにしても九鬼が坂の山頂手前から一人で逃げてしまうんやから天晴れです。参りました。
レース後、ふっちー&きりさんらと自走で帰って走行距離162キロ 上昇1245m
住田道場の名言。
雨が降ろうが、雪が降ろうが走ってやるぜ。
ってことで雨の中、S井さんと二人で日吉ダムまで走ってきました。はい、びしょびしょです。
それがどうした!雨なんか関係ねえ。
でも・・・自分には今日も酔えませんでした。S林さん。
走行距離134キロ 上昇1610m
明日は美山。練習、練習。
朝起きれず、夜飲み会。
意思の弱い私。自分に負けた一日でした。
通勤41キロ 上昇200mのみ。
明日は雨でも走るか。
美山は・・・もういいや。練習。練習。
今朝のモーニングは、1,2,3,9号のド変態メンバー。
でもペースはまったりでした。
帰ってきてメールを開けると大阪車連から通知が来ました。
「全日本選手権の出場が決定しました。力いっぱい走ってください。」と。
おそらく人生最初で最後のオリンピック選考会です。どのチームも選手も本気でしょう。
広島空港を16周の196キロ。総上昇3750mくらいになるのか・・・。死ぬ気で走ってきます。ってか死ぬな。完走したらえらいことやろうな。
走行距離84キロ 上昇950m
5月合計1783キロ 総上昇19360
あっそうだ。土曜雨だ・・・・。明日走ろうか
今朝の西田橋は、変態会員9号登場。
3号様からの提案で登りローテ練。
これはいいですね。みんないい感じに追い込めてたようですし・・・。
帰宅が0時を回ってしまったので、明日は起きれない可能性大です。
走行距離86キロ 上昇980m
熊野が終わってからさっぱりモチベーションが上がりません。
ビッグイベントが終わった後の抜け殻状態。
練習も集中力がまったくなく、一人ではまったく追い込めません。仕事のほうもさっぱりやる気が出てきません。ハングリーさを失って、平和ボケしてます。まあ、ある意味幸せな状態です。
とりあえず今週末の美山のレース。
出走リストを見て目が覚めました。強烈な面子の逃げが出来ると決まりかねん・・・。
ここでぼこぼこにされて目が覚めるくらいで丁度良いのかな。
走行距離60キロ 上昇360m
5月合計1613キロ 上昇17430m
明日が雨予報なので、明日の分を今日乗ろうかと思って、4時30分に起きる。
でも、二度寝。どうせ皆来ないと思うと意思が弱くなります。ってことで5分間寝た。いつもの調子で準備して5分遅れで出発。
西田橋は5時35分ごろ通過。誰もいないや。当たり前かと思って一人でタラタラと登る。一人だとサイクリングペース、心拍は130くらい。あー気持ちいい朝だ。
そのままふらっと天狗に登る。それでも心拍140くらい。まあ今日はいいや。山頂到着。
霊園側からキャプテン現る。きっちり定刻でフルコース走ってるあたりさすがでございます。参りました。
今日の夜から雨予報であったが構わず自転車通勤。帰りもしっかり雨に打たれて自転車通勤。
先日、雨の中でも練習するというS林さんの変態話になんとなく刺激されて(詳しくはキャプテンの日記、熊野総括その2をご参照)乗ってみる。
雨の練習は確かに呼吸が楽で結構気持ちいい。でも全然自分に酔いませんが・・・。まだまだ努力が足りないようです・・・。
走行距離 75キロ 上昇880m
栂池、富士山対策で5名で六甲山に行ってきました。
逆瀬川からの六甲山。ヒルクライムレースを意識して一定心拍をキープ。ここでは心拍183キープを目処に走る。それにしてもこのコース斜度めっちゃきついっちゅうねん。で・・・最後たれて心拍180を割ってしまい、悶絶してペースダウンしてました。ちょっと上げすぎたか・・・。
再度山側に下りて、2本目。今度は先ほどより少し落として心拍180キープで走る。途中下りがあったりしてうまく調整できなかったが、こちらのほうがいい感じ。
ってことで本番でも180を目処に走ります。
裏六甲山から三田方面へ下りて、道場を抜けて帰路に着く。
なんか走りたいないような感じがしたので、帰りにかまやんと五月山を登る。
五月山って・・・デザートで頂くにはちょっときつすぎますね。もう足が動きませんでした・・・。
走行距離152キロ 上昇2750m
昨日は表彰パーティー出席のために久々の東京出張。
東京駅到着時点で既にヒトの多さに酔っていた。私ヒトゴミがすごく苦手なのです。
東京駅八重洲口にどかんとある東京グランドサウスタワーに我が社の中枢機能が集結しているので、ちょいと挨拶と見学。
わかりきっていたことだが東京のオフィスに私の存在は似合わない。明らかに浮いていた。
久しぶりに再会する同期やら先輩やらから、「痩せたね〜」と「黒いな〜」と次々に言葉を頂く(実は6年前は東京で働いてました)。
そうか、社会人1年目はまったく運動してなかったので67キロぐらい体重あったな・・・。今は別人に見えるらしい。顔が変わったとまで言われた。仕事以外でも戦い続けてますからね(笑)。
さて、東京駅から文京区の椿山荘(チンザンソウ)というところへ移動。
そこで表彰式があって、受賞者40名ほどと社長と全役員と立食パーティー。
会う人々からは、ことごとく「もうすぐ転勤やね」と言われまくった。頼むから東京だけは勘弁してください。私こんなところで働けませんから・・・。だって山がないやん。
式典はあまり興味がないのでさておいて、食べ物は最高にうまかった。貧乏人には魅力的過ぎて片っ端から食べつくして腹が爆発しそう・・・。またやってしまった。バイキングは体に毒だ。
その日は椿山荘フォーシーズンズホテルに宿泊(もちろん会社負担で)。
このホテル一泊いくらするんやろう。えげつない部屋やった。このホテルなんとコーヒー一杯1400円。オレンジジュース一杯1300円。そんなもん貧乏人に飲めるか!と突っ込みたくなった。どんな原材料を使えばそうなる・・・。
私には、高級ホテルは似 合わず、そわそわ。一人で寝るにはもったいない部屋なので、嫁にも東京まで来てもらった。
朝食も、一食3000円の朝食(オムレツとサラダとフルーツとパン3切れなんやけど・・・)。あかんいったいどうなってるねん・・・。
今朝はさっさとホテルを出て、ホテルから歩いていける距離に母校があったので久しぶりに行ってみる。貧乏学生だった頃を思い出し、当時と変わらないお店を発見したりしてほっとした。
大学でゆっくりして、嫁を連れて東京観光でも行こうかと思いましたが、ヒトゴミが苦手な私。
新宿も原宿も渋谷も池袋もお台場も大嫌い。東京にいた頃にいったことがなかった東京タワーだけ行って帰ってきました。
久しぶりの東京。半日でぐったりしてしまいました。
夕方に大阪に帰ってきて、速攻チャリに乗って箕面の山に気分転換に向かいました。
今日は東京にパーチーで出張。
朝5時30分から8時までサイクリングしてから新幹線で来ました。
明日は東京ぶらついて帰ります。
走行距離52キロ 上昇910M
を書く予定でしたが、眠いので寝ます。
今朝の西田橋は新たな変態BR−1レーサーが舞い降りました。
レースよりもこっちのほうがしんどい。
走行距離84キロ 上昇940m
5/12(日) 太地町周回コース(9.6キロ×11周) 天候 曇り
熊野の山岳レースを終えて、太地町に移動。今年も国民宿舎白鯨に宿泊。
雨の中、林メカニックが雨のレースでボロボロになったマシンを一台一台綺麗に洗車してくださっている。軍手マンさんやかまやんに荷物を運んでいただいたり、ボトルの準備をして頂いたりでわれわれは安心してレースに集中できる環境が整っていた。
そしてこの日は嫁が、近くの宿に宿泊してくれているので、宿までマッサージと擦過傷の手当てに来てくれた。
3日目ともなると、足にきていないわけがない。アップは山崎監督に車で伴走してもらい、キャプテンと所長と走りに行く。去年の3日目に比べると意外に足は良く回っていたが、だが心拍はまったく上がらず、頑張って心拍をあげようとしても160くらいが精一杯だった。
そして、3日目のスタートラインに着く。何があっても完走して、リザルトにきっちり名前を残すことが目標だ。
序盤からハイスピードで始まる。1周目、2周目とアタックが決まりそうで決まらずハイペースのまま進む。たまらず、所長、溝端さんが集団から消えてしまう。3周目は少し落ち着いたが、4周目で再びペースアップ。
例によって集団後方にいる我々は常に中切れとの戦い。集団ペースが上がった時点で後で分断されていたらジエンドなのだ。4周目の登り前で強烈な中切れが発生している。
先頭のペースが上がりそうだ。これはまずいと、アウターで一気に坂を駆け上がり先頭集団に追いつく。先頭集団に追いつくと更に集団は加速!ここで後方を確認したら人数が激減。キャプテンの姿が見当たらなかった。
このタイミングでてっちゃんらを含む13名ほどの逃げが決まる。4周目の後半からは集団は逃げを容認して集団はまったりペースに入る。
5周目〜8周目くらいまでは逃げを約2分差で逃がし梅丹がしっかりと集団をコントロール。なのでめちゃくちゃしんどいということはないが、連戦の疲れからか徐々に足が重たくなり始める。
9周目ぐらいから前の集団を捕まえるべく梅丹が動き始めまたペースが上がった。
そして10周目の後半、町に降りてくる下り坂で私の二人前の選手が滑って落車。これを回避するべく若干ペースを落としたことで、見事に20mほどの中切れ発生。ちぎれたナルシマの小野口選手と二人でこの20mを詰めるべく追走するが、集団のペースも鬼のようにあがっており踏めども踏めども詰められない。最後のホームストレートに入る手前でなんとか気合で追いついたが、追いつくために残されたすべての力を使い果たしてしまった。
そしてファイナルラップのホームストレートに入ったところで再び容赦のないペースアップ。内心勘弁してくれと叫んでいた。集団に追いついたものの、もう力は残っておらず、最後の登りを登り切ったところで精魂尽き果てた。
そして、下ってからの登り返しで集団から切れて、私のレースは終わった。
この最終周回の悪魔のようなペースアップについていけたのは、本当に力のある選手だけで、まだまだ力不足を感じながら、一緒に千切れたラバネロのホジェリオ選手と一緒にたらたらとゴールに向かった。
そして最後の直線。3日間の戦いを振り返りながら、ぼろぼろの体でゆっくりとペダルを踏みたくさんのシルベストのメンバーから声援を頂き、DJガラパさんに名前を呼んで頂いてのゴール。
色々あった3日間だったが、今まで迎えたどのゴールよりも嬉しいゴールの瞬間だった。
平均心拍162 最大心拍185
走行距離106キロ 上昇1260m
5/10(土)熊野山岳コース 天候 雨
いよいよ運命の二日目。千枚田と札立峠という非常にきつい峠をこなす山岳コース。この日をクリアするために練習してきたと言っても過言ではない。
しかし天気は生憎の雨。この雨が恵みの雨となるのか否か。普段雨の日はトレーニングしない我々より雨の中走り慣れてるプロの方が有利なのかな。
マシンは、前日に林メカニックにお願いして前輪だけアルミリムに交換してブレーキシューも交換。後輪はカーボンのままにしておいた。
ウォーミングアップは、宿のベランダの軒下でローラーを回す。雨の中現地到着。めちゃくちゃ寒い。だが、キャプテンのカッパ事件を聞いているのでカッパは着ないで出走することにした。前日うっし〜♪さんから電話でアドバイスを頂いたとおりアンダーシャツとジャージの間にビニール袋を挟んで体を冷やさないようにする。
容赦なく打ち付ける雨に凍えながら熊野市内をパレード。
そして交差点を曲がりいよいよスタート。
スタートから千枚田の登り口までのアップダウンは、ただ寒かったことと誰かが途中で田んぼに落ちたことにしか覚えていない(後から聞いたところ梅丹の新城選手だったようです、それでもこの日独走でステージ優勝・・・梅丹のチーム力は本当にすごい)。
千枚田の登り口に入ってくると自然と前の方に上がっていけた。千枚田を登る集団のペースも決して速いわけではない。一度目の千枚田はだいぶん余裕を残して大集団で通過。
そして千枚田の下りは集団のペースに合わせて下っていく。雨でスリッピーな路面が怖いが、ここで千切れるわけにはいかない。下りきって風伝トンネルに入ると棒状一列で必死に踏む。トンネルを抜けて後ろを振り返ると私の後ろは誰もいなかった・・・。
下りでで強烈な中切れが発生してしまったらしい。シルベストのメンバーが復帰してこないかと何度か振り返ったが、合流してきたのは愛三工業の選手が数名だけだった。
そのまま金山交差点を左折したところで、パワージェルを一本食べて、今回最大の難所札立峠への登りに突入する。
序盤から斜度がきつい坂が続き、去年のBR−2のレースではこの勾配のきつい坂で遅れを取ってしまった。
ここをどうクリアするかでこの一年間の成長もわかる。
最初の斜度がきついところで集団はバラバラと崩壊を始める。集団から落ちてくる選手を交わしながら集団最後尾にしがみつく。あっという間にBR−2、3のゴールの少年自然の家の前を集団15名くらいで通過。
このとき私は楽しくてしょうがなかった。去年の自分を遥かに上回る力が着いていたことに感動し、なんちゃってサラリーマンレーサーが日本のトップ選手達と肩を並べて走っていることに自分自身が一番驚いていた。
ただし、その先の少年自然の家以降の道については一度も走ったことがないエリア。
ここからは、集団のペースにどこまで着いていけるかの戦い。集団最後方で悶絶しながら集団にへばりついていく。後ろはまたもや誰もいない。
この集団の真ん中にてっちゃんが居てくれたのが自分自身の励みになった。いつも見慣れたてっちゃんの背中だけを見て登っていく。切れかけては悶絶して追いつきを繰り返しているとNIPPO-ENDEKAの真鍋選手から「もうちょっと、落ち着いて走れよ〜」と背中を叩いて頂いた。やはりトッププロにはこのペースはまだまだ余裕なのね。シマノの土井選手と外人二人ははここからさらにアタックして集団から1分前を走ってたみたいだし。やっぱり根本的に違う。
そんな状態でしばらく我慢していると看板が見えてきた。「やった〜、山頂の看板だ〜」と思ったら、「2km to KOM(山頂ポイントまで2キロ)」の看板・・・。
がくっと気持ちが折れて千切れてしまいました・・・。いやこの看板がなくても限界に来ていたので千切れていましたが・・・。
そこからしばらく一人で走っていると、山頂まで1キロの看板手前で5名ほどのグループに捕まる。これ以上は遅れてたまるかとこの集団に乗っかって山頂ポイント通過。
このグループに居たのは梅丹の岡崎選手、シマノの阿部選手、ENDEKAの井上選手と大きいイタリア人選手。山頂手前で岡崎選手と阿部選手が会話しており、くだりで一気に前との差を詰めますという会話をしている。
これはまた集団に復帰できるチャンス。着いていくしかない。
札立峠の下り。雨の中のプロの下りにちぎられないように引っ付いていく。どこまで続くねんと突っ込みたくなる長い下り坂。ENDEKAの外人選手の下りはすさまじいスピードだった。
寒さでガチガチになってきて、かなり高度を下げて来たところで、今日のその時はやってきます。
別に鋭角なコーナーでもなんでもないようなところで、前輪がグリップを失い滑った。何が起こったかわからず頭の中が真っ白になった。藪の中に突っ込んで我に返ってすぐさま起き上がる。
体は・・・大丈夫。マシンも・・・大丈夫。ブレーキも変速もハンドルも異常なし。林メカニックが夜遅くまで整備してくれたマシンがそう簡単につぶれるわけがない。
ぶっとんだボトルを回収し、外れたチェーンを戻して再び走り出す。
走り出したところでくだりで遅れていたENDEKAの井上選手と合流。でもこけたばかりでは恐怖心が先行してしまい、その後のくだりで井上選手からも千切れました。
そして永遠とも思える長いくだりを下りてきて裏からの千枚田への登りに入る。このときオフィシャルから聞いたトップ差は2分7秒。悔しい・・・。
裏からの千枚田への登りはずっと一人。一人でまさかプロ選手たち相手に追いつけるわけがない(←この辺りが情けない)し、後ろから集団が来るのを待つしかない。ってことで2回目の千枚田の登りは心拍150くらいのタラタラペース。ずーと後ろがこないので、札立をがんばって登って稼いだ時間がどんどん消耗していくと悲しい気持ちになってきました。
裏千枚田の登りの半分くらい過ぎて道が広くなるところで、ラバネロの米山選手と愛三の鈴木選手の二人と合流。しばらく3人で走るが、「前を引きます」と言って前に出ると米山選手からそんなに「がんばらなくてよいよ」と。後ろから来る大きい集団を待とうということだった。たぶん無線で情報が入っていたのだろう。
2回目の千枚田の山頂手前で後ろから来た10名くらいの集団に吸収されました。
そこからはその集団内のローテーションに加わり3回目の千枚田を目指す。
3回目の千枚田は集団内にいたプロ選手からタイムアウトにならないペースで抑えていこうという指示があって、全員それに同調してものすごいゆっくりしたペースで登った。何か物足りなさがあったが、一人で飛び出しても何かできるわけもなく、どのみち最後のくだりで吸収されてしまうので、3日目に備えて足を取っておくのが懸命だと判断した。
結局千枚田からゴールの山崎運動公園までの下りで、私と一緒に札立を下っていた選手や先頭集団に札立てを超えた選手も何名か飲み込んだ。札立の下りでこけなくても結局は集団に飲まれてこうなっていたのかなと自分を慰めてゴールに向かった。
山崎運動公園のゴールラインを過ぎて、とりあえず走りきったと安心していたら、麻痺していた寒さが全身を襲ってがたがたと震え始め、林さんの車で毛布にくるまって死んでいました。
なんにせよ目標としていた熊野の山岳コースを完走。札立の登りでは全力で頑張れたのだから悔いはなし。
達成感と落車の擦過傷の傷みに包まれながら二日目は終わりました。
平均心拍149 最大心拍190
走行距離115キロ 上昇1755m
今年からUCIレースとなったツールド熊野。
シルベストとしても初のUCIレース。個人的にも、もちろん初のUCIレース。
自転車を大人になってから始めたばかりのサラリーマンの素人がその場に立てるんだから、私は本当に環境に恵まれている幸せ者です。
それでは、一日ずつなるべく詳細にレポートします。長くなるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。
5/9(金)赤木川清流コース 天候 曇り
新宮駅から約18キロをパレードした後にコースに入ってレースが始まる。
パレード出発時点で緊張気味で既に心拍は100オーバー。パレードの最初はのんびりな感じでしたが、段々コースが近づくに連れて場所取りが始まる。片側車線しか規制してないのにみんな対向車線から前に行こうとするし・・・怖い。
そしてコースに入って、スタート地点を通過。いよいよ熱い戦いが始まった。
最初のコーナーを曲がると・・・いきなりフルもがき!!!
最初から棒状一列。とんでもないスピードで幕を明けた。最初のトンネルまでの往路。気づけば集団のスピードは55キロ〜60キロ。前では逃げを決めるべくアタック合戦が展開されている。この逃げが決まるまでは我慢の時間。
踏むべきポイントは前日確認していたので、そこだけ力を入れて思いっきり踏む。今回一番注意していた1周目、2周目を思っていたよりも楽にこなすことができた。
そして2周目の後半くらいに入ってくるとポツポツと集団からの脱落者が出始める。シルベストメンバー全員の安否を確認しながら走る。全員大丈夫そうだ。
折り返しトンネル前の登りでかまやんが元気に番手を上げてくる。調子が良さそうだ。そして細い民家の路地を抜けて踏み倒すポイント。私のひとつ前でかまやんが走っている。
そしてトンネル前の悲劇の「パン!!!」という音。パンクだ。誰だと思ったら、かまやんが手を上げて止まった。調子が良さそうだっただけに本当に残念・・・。
その後、溝端さん、所長が集団から脱落。私はキャプテンと下林さんと集団後方をヒラヒラ。
集団の前に上がれとお叱りを受けそうなんですが、これは上がらないのじゃなくて上がれないのです。集団を引っ張るプロのところに割って入っていくというのは、それなりの実力と覚悟がないとできません。上がろうとしてもいつも気づけば後にいます。オーラに弾き飛ばされるとでもいいましょうか。だから大体集団後方で私と一緒に走っているのは他のクラブチーム等々の同じメンバーなんです。
集団後方にいると中切れが何度かあって、それを埋めるのに何度か足を使い、ボトルを取り行こうとしたら、補給のヒトを交わしながら走ったり、他チームが私の頭の上からボトルを渡したりで何度かヒヤヒヤしながらファイナルラップへ。
どうでもいい話ながら、ファイナルラップに入るところでおくNさんからボトルを受け取ったのですが、これが大当たりのコーラ。疲れてるときのコーラ最高〜。レース前に「補給は全部CCDでいいですよ」って言ってただけになんか当たりくじを引いたようですごい嬉しかった。
最終周の細い路地をクリアした段階で、キャプテンと「あとは落車しないように帰りましょう」と声を掛け合って最終局面へ。最後は集団スプリントになるんですが、安全第一と明日のことを考えて見送りゆっくりとゴールラインを通過。
まずは一日目を無事に終えたことにほっとした。
明日はいよいよ勝負の2日目。
平均心拍153 最大心拍188
走行距離128キロ 上昇735m
無事に走りきりました。過酷な3日間でした。
総合成績29位でした。フルタイムワーカー部門(そんなんないけど・・・・)ではベスト3に入ったと思います。
でも、課題もたくさん。続きはレポートで。
それよりも・・・
常に我々を的確に引っ張ってくれた監督てnち様、
夜遅くまで完璧に自転車を整備してくださったメカニック林様、
ボトルの用意やマッサージ等色々とお気遣い頂いたマッサー軍手マン様、
3日間一緒に走ってくれた6人のメンバーの皆様、
沿道から応援していただいたりボトル補給をして頂いたシルベストのメンバーの皆様、
遠方より密かに応援頂いた皆様、
すべての力が3日間走る原動力となりました。
本当にありがとうございました。
雨の中のレース。寒くてガタガタ震えながら走りました。
そして札立峠の下りで滑りました。
それで集団から切れてしまい後ろから来たグルペット集団に飲み込まれて、完走。
想像以上の順位で札立を越えただけに残念ですが、下りでこけるのは下手だから。明らかにトップ選手とのテクニックの違いを感じました。
明日の最終日頑張ります。
最終調整してもらってます。
いよいよ明日から出発です。熊野界隈3泊4日の旅です。
人生初のUCIレース。
海外の選手に日本のトッププロ。そこに我々サラリーマンがどれだけ肉薄できるのか。
レースでどんな結果であれ、我々サラリーマンが失うものはなにもなし。気負わずに全力でぶつかるだけである。ただ、事故だけはしないように。
調整がうまくいっているかどうかなんて本番で走り出すまでわからない。ただ、冬の寒さに耐えて頑張ってきた体を信じよう。
気持ちで負けず、後悔しない走りを!
今日は通勤のみ40キロ 上昇200m
今日はうっし〜♪さんと二人で回復サイクリング。私の膝の調子が悪いので平坦練にお付き合いいただきました。
8時30分に淀川CRで待ち合わせて、嵐山方面へサイクリング。
今日の天気は言うことのない最高の天気。気温、湿度、気候、どれも最高のコンディションだった。
嵐山の手前でサイクリングロードを離れて、中村軒で休憩。膝の調子も大丈夫そう。
来た道を戻るのも面白くないので、私の実家方面の激坂にご案内。
激坂のところでうっし〜♪さんリミッター解除されて、すっ飛んでいかれました。やはり激坂が似合うお方です。
私は負荷をかけないように、ゆっくり、じっくり、筋肉の使い方を確認しながら登りました。
この辺りはまた今度の練習会でたっぷりとね。
今日はそのままサイクリングペースで箕面まで戻りました。
ホント気持ちのよいサイクリングで自転車最高って気分でした。
うっし〜♪さん一日ありがとうございました。
走行距離118キロ 上昇1070m 平均心拍106
さあ、あとは金曜の本番を待つのみ。
もうジタバタしてもしょうがない。あとは腹をくくるしかないのだ。
勝負は一日目の一周目と二周目だと思っている。ここをうまく流れに乗ってクリアできれば、良い流れが来るだろう。なので、一周目の勝負どころの折り返し地点付近をゴールスプリントの気持ちで突っ込んでやろうと思ってます。
坂を登る番長。まじでかっこいいっす。
携帯のカメラじゃなくて、良いカメラで撮りたい。
激坂番長に金蔵寺コースと善峰寺コースをご紹介。
今度はここで練習会をします。イヒヒ。楽しいぞ〜。
今日頂いたのは、白きんつばと○○餅(名前忘れてしまった・・・)。甘過ぎず上品な甘さが、京都っぽくて私大好きです。
私の実家近くの和菓子屋さん。中村軒。非常に有名なお店です。桂離宮の真横です。嵐山までサイクリングしたらお立ち寄りを。
朝から梅田店にショッピング。
嫁のジャージと靴を購入。
嫁が「これがいい!」っと言ったのは・・・ピンクのジャージ。
ん・・・、マリアローザでした。結局マリアローザは買わずに、白のマリアビアンカ(だったけ・・・)購入。シュレクやん。これも結構価値あるよ。
私はスポンサーの梅丹様のロゴ入りジャージを受け取る。重みがあります。いよいよですね〜。
でも、体はとても戦える状態ではなく、今日は完全休養。膝痛いっちゅうねん。
どうせレースで走り出したらアドレナリンで痛みも何もかも吹っ飛ぶんだけどね・・・。
明日はさすがに走っておこうと思います。
坂道は走らず、LSDでひたすらサイクリングロードを行きます。
8時30分 豊里大橋南側集合です。
足が痛い場合は止めます(朝書き込みます)。
Author:ponpoko0716
ロードバイク、マウンテンバイク、シクロクロス、トレイルランニング、マラソン等、自分の限界に挑戦し続けるサラリーマンのおっさんです。
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